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投資週報 2022-9-10【9月第2週】

日本株(円)

 日経平均株価 今週終値  28,214 前週比 +564   前週比% +1.99

 マザーズ指数  今週終値   741.3  前週比 +23.3    前週比% +3.14

 

 米国株(ドル)

 DOW   今週終値  32,151   前週比  +833       前週比%    +2.59

 S&P     今週終値    3,924   前週比  +143       前週比%    +3.64

 NASDAQ   今週終値 12,112    前週比  +482       前週比%    +3.97   

             

FX(円)

 ドル円    今週終値 142.52  前週比 +2.37 

 ユーロ円   今週終値 143.08     前週比 +3.57 

 ポンド円   今週終値 165.14     前週比 +3.81 

 豪ドル円   今週終値    97.50  前週比 +2.05 

   

今週の相場ポイント(引用:株探)

 1.日経平均は3週ぶりに上昇、週後半に急反騰みせ2万8000円台回復
 2.週明けはリスクオフムード、下値模索も売り一巡後は全般下げ渋る展開
 3.為替の円安加速も株式市場の反応は限定的、一時は売り優勢の地合いに
 4.週後半に買い戻しが加速、日経平均は600円を超える大幅高を演じる
 5.メジャーSQ算出日の週末は、値がさ株買われ日経平均は続伸して終了

今週の相場市況(引用:株探) 

 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比563円(2.04%)高の2万8214円と3週ぶりに上昇した。今週は、週後半の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果及びラガルドECB総裁の発言に関心が集まったほか、国内のポジティブ材料としては政府の入国規制緩和による経済活性化への思惑も取り沙汰された。日経平均は週後半に一気に戻り足を強め2万8000円台を回復。また、外国為替市場での急速な円安も話題となった週だった。

 週明け5日(月)は前週末の米国株安を受けて売りに押される展開。米国株市場では8月の米雇用統計の内容がほぼ市場予想通りの内容で投資家心理が改善したものの買いが続かなかった。東京市場もリスクを取りにくい流れだったが、日経平均は売り一巡後に下げ渋った。売買代金は2兆円を下回るなど低調だった。6日(火)は売り買い交錯のなか方向感の定まらない地合いに。前日の米国株市場が祝日のため休場だったことで手掛かり材料難のなか小動きとなり、結局わずかながら高く引けた。しかし、7日(水)は週末のメジャーSQ算出日を意識して再びリスクオフに。為替市場では円安が加速したものの、株式市場の反応は限定的で、日経平均は一時350円以上の下落をみせる場面も。終盤は下げ渋ったものの200円近い下げで着地した。そして今週の見せ場となったのは8日(木)だった。前日の米国株市場では長期金利低下を受けてハイテク株中心に買い戻され、主要株価指数が大きく上昇した。ECB理事会を目前に控えていたが、東京市場では空売り筋の手仕舞い買い戻しで日経平均は大幅高。上げ幅は600円を超え、一気に2万8000円台に乗せた。値上がり銘柄数は全体の93%に達する買い気の強い展開となった。週末9日(金)は値がさ株などが買われ続伸。ただ、為替が円高方向に押し戻されたこともあり日経平均の上値も重かった。この日はメジャーSQの算出日で、売買代金は3兆円を超えた。


来週のポイント(引用:みんかぶ)

  来週は、13日に発表される米国の8月消費者物価指数(CPI)をにらんで神経質な展開となりそうだ。為替の円安進行は日本市場にとって追い風であり、円安メリットを享受できる銘柄の物色が進むだろう。

 重要イベントとしては、国内では13日朝に発表される7-9月期法人企業景気予測調査、14日朝に発表される7月機械受注、15日朝発表の8月貿易統計が注目される。海外では、先述した13日発表の米国CPI、15日に発表される米国8月小売売上高、16日午前に発表される中国8月の小売売上高と鉱工業生産に注視が必要だろう。

 

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 4(2) パワー半導体 ── カーボンニュートラル実現に不可欠なデバイスとして注目
 5(3) メタバース
 

※カッコは前週の順位