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毎朝、日本相場市況及びおすすめ銘柄を配信致します。

投資週報 2022-8-27【8月第4週】

日本株(円)

 日経平均株価 今週終値 28,641 前週比 -289  前週比% -1.00

 マザーズ指数  今週終値   743.7 前週比 -4.6   前週比% -0.61

 

 米国株(ドル)

 DOW   今週終値  32,283   前週比  -1,423    前週比%    -4.40

 S&P     今週終値    4,057   前週比  -223       前週比%    -5.49

 NASDAQ   今週終値 12,141    前週比  -564       前週比%    -4.64   

             

FX(円)

 ドル円    今週終値 137.64  前週比 +0.66 

 ユーロ円   今週終値 136.98     前週比 -0.42 

 ポンド円   今週終値 161.54     前週比 -0.41 

 豪ドル円   今週終値    94.10  前週比 +0.65 

   

今週の相場ポイント(引用:株探)

 1.日経平均株価は4週ぶりの下落、FRBの金融引き締め強化を再び警戒
 2.ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演を前に買い手控えムード
 3.週半ばまで売り優勢、日経平均は5営業日合計で900円あまりの下落
 4.週後半は米株高を受け切り返す、空売り筋のショートカバーなどが寄与
 5.週末は戻り歩調続くも後場伸び悩み、値上がりと値下がり銘柄数が拮抗

今週の相場市況(引用:株探) 

 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比288円(1.0%)安の2万8641円と4週ぶりに下落した。

 今週はカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が週末に行われることもあって、積極的な買いが入りにくかった。ここでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演内容にマーケットの関心が高い。ただ、週半ばまで売りに押されたが、週後半は押し目買いや空売り筋のショートカバーで日経平均はリバウンドに転じた。
 
 週明け22日(月)は前週末の米国株安を受けて売り優勢の展開となり、日経平均は前週後半の軟調地合いを引き継ぎ3日続落となった。米長期金利上昇を背景に半導体関連などハイテク株への売りが目立った。23日(火)も日経平均は下値模索の動きを継続。下げ幅も一時400円近い下げをみせるなどリスクオフの流れが強まった。24日(水)は朝方こそ買い戻しが先行し高く始まったが買いは続かず、結局日経平均は5日続落となり、下げ幅は5営業日合計で900円あまりに広がった。26日に予定されるジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控え、持ち高調整の売りが優勢となった。ようやく切り返しに転じたのは25日(木)で、この日は前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が下げ止まり、東京市場も目先突っ込み警戒感からの買いが日経平均を押し上げた。取引時間中は堅調なアジア株や米国株価指数先物の動きを横目にリスクを取る動きが顕在化したが、上値では戻り売りが出て上げ幅は限られた。そして週末26日(金)は前日の米国株市場で米長期金利低下を背景にハイテク株などが買われた地合いを引き継ぎ続伸。ただ、日本時間同日夜11時に予定されるパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演を目前に、日経平均後場に入って伸び悩む展開に。プライム市場の値上がりと値下がり銘柄数はいずれも860強で拮抗した。

来週のポイント(引用:みんかぶ)

 来週は、大きく注目されたパウエル米FRB議長の講演は通過したものの、重要な米国経済指標の発表が目白押しとなる。それらの内容を確認しながらの慎重な対応が求められるだろう。日本株は割安感が強いが、米国市場が調整すれば影響を受けずにはいられない。日経平均2万8000円近辺は底堅いと思われるが注意が必要となる。

 重要イベントとしては、国内では30日朝に発表される7月有効求人倍率と7月完全失業率、31日朝発表の7月鉱工業生産が注目される。海外では、31日に発表される中国8月の製造業PMI、9月1日発表の米国8月ISM製造業景況指数、2日に発表される米国8月雇用統計に注視が必要だろう。

 

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※カッコは前週の順位