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投資週報 2022-11-12【11月第2週】

日本株(円)

 日経平均株価 今週終値  28,263 前週比 +1,064    前週比% +3.76   

 マザーズ指数  今週終値   760.5  前週比 +29.0      前週比% +3.81   

 

 米国株(ドル)

 DOW   今週終値  33,747   前週比     +1,344   前週比%    +3.98  

 S&P     今週終値    3,992   前週比  +222       前週比%    +5.56    

 NASDAQ   今週終値 11,323    前週比  +848         前週比%    +7.48    

  

FX(円)

 ドル円    今週終値 138.75  前週比  -7.84 

 ユーロ円   今週終値 143.68     前週比  -2.32 

 ポンド円   今週終値 164.26     前週比  -2.49     

 豪ドル円   今週終値    93.02  前週比  -1.77 

   

今週の相場ポイント(引用:株探)

日経平均は大幅高で3週連続上昇、週末800円超の急伸で2万8000円台回復
2米中間選挙と10月の米CPI発表を前に思惑が錯綜、結果はリスクオンに傾く
3米中間選挙は想定外の接戦となり、マーケットにはネガティブに働く場面も
4週央は米株の大幅な下落が嫌気され、東京市場もいったん利食いに押される
5米CPIが予想よりも下振れ米株が急騰、週末の東京市場も追随して大幅高に

今週の相場市況(引用:株探) 

 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1063円(3.91%)高の2万8263円と大幅に水準を切り上げ、3週連続の上昇となった。

 今週は米中間選挙と10月の米消費者物価指数(CPI)というビッグイベントが2つあり、マーケットの関心がこの2つに集中した。特に週後半発表の米CPIに対する注目度は高く、結果は総合指数・コア指数いずれも事前コンセンサスを大きく下振れたことで、FRBの金融引き締め鈍化の思惑が広がり、日米株式市場は一気にリスクオンに傾いた。

 週明け7日(月)は幅広くリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は300円あまりの上昇となった。前週発表された10月の米雇用統計は失業率が想定を上回る水準だったことなどで金融引き締めへの過度な警戒感が後退。米株高を受けて、東京市場でも投資家のセンチメントが改善した。8日(火)もリスク選好の地合いが継続、日経平均は前日同様に300円を上回る上げ幅で続伸した。先物主導のインデックス的な買いが観測されたほか、指数寄与度の高い値がさ株への買いが全体相場を押し上げた。9日(水)は目先筋の利益確定の動きが優勢となり日経平均は反落。直近2営業日の上昇でやや買い疲れ感が見られ、香港や中国株が軟調だったことも市場心理を冷やした。そして10日(木)も、前日の米株大幅安を受けリスク回避の流れが継続。米中間選挙が予想外の接戦となったこともネガティブ視された。また、この日の夜に発表が予定されていた10月の米CPIを目前に、押し目に買い向かう動きは限定的だった。しかし、週末11日(金)は強気一色の地合いに。注目された米CPIは事前予想よりも伸び率が鈍化し、インフレのピークアウト感が意識され、米株市場では主要株価指数が急騰。東京市場でも半導体関連などハイテク株を中心にこの流れに乗った。日経平均は800円あまりの上昇で約2ヵ月ぶりに2万8000円台を回復した。
 

来週のポイント(引用:みんかぶ)

  来週は今週末の流れを引き継ぎ、堅調な展開が予想される。日経平均は9月中旬につけた高値2万8659円が当面の目標となり、ここを抜ければ8月中旬の戻り高値2万9222円が視野に入る。来週で決算発表が一巡するため、好決算銘柄を拾い直す動きも期待される。

 重要イベントとしては、国内では15日朝に発表される7-9月期GDP、16日朝発表の9月機械受注、18日朝に発表される10月全国消費者物価指数が注目される。海外では、15日に発表される中国10月の小売売上高と鉱工業生産、16日発表の米国10月小売売上高、17日に発表される米国10月住宅着工件数に注視が必要だろう。 

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※カッコは前週の順位