こゆき1千万トレーダーへの道

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【株】来週の期待銘柄10選 11/9(月)-11/13(金)

●株

来週の期待銘柄10選

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来週の新規 IPO

なし

展望予測

日経予想レンジ:上限24,500-下限24,000円

来週の日経平均は、24000円の大台を固めつつ、2018年10月2日の取引時間中に記録したバブル後最高値24448.07円の更新を意識する展開となってきそうだ。日経平均上昇の道筋を作ったのは米株高であるところも大きく、引き続き大統領選の結果を見据えた米国株の動向に影響を受けることになるだろう。しかし、米議会選において共和党が上院過半数を維持すれば、バイデン大統領誕生の場合でも民主党が提示している大型増税や規制強化は大きく進展しないとの見方が株式市場にプラスに働いている。

また、4-5日に開催されたFOMCでは事前の予想どおり政策金利が据え置かれたほか、パウエルFRB議長が会見において状況次第で量的緩和を拡充する可能性を示唆したことが相場の支援材料となっている。6日には為替相場が3月以来およそ8カ月ぶりに1ドル=103円台に突入するまでの円高となりながらも日経平均が連騰を維持した背景には、このFOMC効果もあったとみられる。

そのほか、ソニー<6758>任天堂<7974>トヨタ自動車<7203>と市場心理への影響が大きい企業の決算は総じて堅調で、発表後の株価も好反応を示している。ここまで主要企業の企業業績が事前予想と比べてポジティブだったことも、日経平均がリスクオンにシフトチェンジすることに寄与したといえよう。ただし、欧米での新型コロナ感染拡大への警戒は続いているほか、日経平均は4連騰の間に値幅にして1348円あまりの上昇となっており、スピード調整も出やすいタイミングにある。底堅さを試すなかでの強調展開が予想される。